ユートホームのこだわり
ユートホームの家づくりは、地震や災害にも安心の耐震等級3、高性能なZEH基準で行っております。
建築基準法で定められた数値を満たすことは当然ですが、安心安全で快適な家のためにカタログや数値では表せない部分も含め、数字以上の家づくりを目指しています。
「適材適所」と言う言葉がありますが、それは伝統的な日本家屋や寺社などの建築現場での木材の使い分けがその語源です。
すなわち”適材適所”の材とは木材の材を意味します。
棟梁が一本一本の木材の特性を見て、たとえば上からの加重が来る所は上に曲がる性質の木を配置すると言う事から来た熟語です。
豊富な森林に囲まれた日本では、針葉樹・広葉樹など実にさまざまな木材が建築に使われてきた歴史があります。 建物を支える柱や梁などにも、実に適切で理にかなった使い分けがなされてきました。
例えば土台には腐りにくく耐久性の高い檜(ヒノキ)や栗(クリ)を、内装の一部になる柱には木目の美しくやさしい肌合いの杉(スギ)を、また屋根や二階以上の重量を支える梁には強靭な松(マツ)をといった具合です。
素材へのこだわり
ユートホームでは、熊本県産材を中心に国産木材を100%使用しています。
阿蘇・小国・芦北の山から切り出した木材(化学物質を含まない無垢材)をふんだんに使用し、一般的な住宅では合板やパネルを使用するような目に見えない箇所まで無垢材を使っています。
無垢材の最大の魅力は、天然素材ならではの肌触りの良さと木の香りの心地よさです。
無垢材は機能面においても、吸湿性に優れ、夏場には湿気を吸い、乾燥している冬場には湿気を放出します。
そのため、夏は空気がさらっとして涼しく感じ、梅雨時期でもべたつくことはありません。冬は、部屋が乾燥することを防ぎ、暖かく感じます。
また弊社で使用する木材は全国的にも珍しい天然乾燥材で、木独特の香りや色ツヤが保たれています。木の油分が流れ出ず肌触りの良い素材のため素足で気持ちよく歩けるのもメリットです。
天然乾燥材は人工乾燥材に比べ、内部破損のリスクが低く、計算上は同じ大きさの木材で同じ強度の木材でも天然乾燥材の方がより強度や耐久性が保たれます。
屋根材は、基本的に耐久年数の長い瓦屋根もしくは軽量を好まれる方にはガルバリウム屋根を使用しております。
屋根は家全体を守る部分のため、導入コストだけで捉えることなく長期的サイクルを考え最適で高品質な物を使用しています。
内装材については、漆喰や珪藻土などの塗壁や木材などの天然素材だけを使用しています。
床や壁や天井の直接肌に触れる木部は全て無垢材を使用しているため、皮膚の弱い方や赤ちゃんや子ども安心です。
現在、日本で流通している畳の約80%は中国産ですが、ユートホームでは熊本県八代産の畳を使用しております。
八代産の天然い草を使用することにより抗菌効果が得られ、また、い草本来の香りは心を和やかにしてくれます。
ユートホームが地元の素材にこだわる理由は、熊本の気候風土で育った天然素材は熊本の気候に一番馴染むと考えているからです。
より快適で長持ちする家づくりの第一歩は、素材にこだわることだと思います。
手刻みへのこだわり
ユートホームの家づくりは「手刻み」で行っております。
手刻みとは、大工が木材の性質や木目、現場の状況に合わせて、一つ一つの材に緻密な調整をしていきます。職人により加工された材は、大きな木づちで何度も叩いて組み上げられ、強度・耐久性に優れる構造の家が完成します。
多くの木造住宅が取り入れているプレカット(あらかじめカットしておく)工法では、現場での加工の必要がないように、接合部にあらかじめ余裕を持たされているため、一つ一つの木材の特徴を見極めたり、曲がり・歪みを調整するということはありません。
現場での手間を最小限に抑えるという意味では、コスト面でもスピード面でも合理的と言えます。
しかし、手刻みには、プレカットのメリットを上回る良さがあると思います。
職人の手刻みにより建てられた建築物は、木材の変形や収縮も見越して組まれているため、地震や台風の災害にも耐えうる強固な構造になります。
日本の木造建築の技術というのは世界でも最高の水準にありますが、近年はプレカットの導入により若い技術者が育たないのが現状です。
以前、高校の建築科の先生が、「卒業生が大工になりたいと就職しても、大工のイメージが違っていたと、辞めて帰ってくる子がほとんど。」とお話をされていました。
一般的な新築現場では、墨を付けたり、ノミを使う事がほとんどありません、毎日ボード打ちと掃除が仕事です。継ぎ手は殆ど金物で繋ぎますので、ドライバーが有れば事足ります。一昔前は棟上の時、かけや(木槌の大きな道具)で叩く音や金づちの音が響いていましたが、今ではインパクトドライバーと鉄砲(エアーでの釘打ち)の音ばかりです。
2020年、「伝統建築工匠の技」がユネスコの無形文化遺産登録を決めたように、日本の伝統的な建築文化を支えてきた技術に光を当て、昔からの伝統技術を継承していくのが私共の使命と考えます。
快適な住まいへのこだわり
ユートホームの家は手作りのため、手間ひまがかかります。
工事期間が短く、早く家が建つということは素晴らしいことですが、これから何十年も生活する家を急いで建てるよりも、一つ一つ丁寧に造り込んだ家の方がより良い生活が出来るとの想いから、手間ひまを惜しまずに家づくりをしています。
私共の家づくりは、「家を建てるまで」では無く、「家を建ててから」が施主様とのお付き合いのスタートだと思っています。
弊社はアフターサポートも万全の体制を取っており、手刻み(手作り)の技術力を生かしたリフォームやリノベーションにも力を入れています。
そのため、家を建てた後のメンテナンスや年数が経過した後のリフォームも安心です。
家に住み始めて年数が経過すればメンテナンスの必要な個所も出てくるかと思います。
その時は工務店として、施主様が気軽に相談出来るような関係であり、快適な生活のお手伝いができればと思っております。
古き良き建物や思い出が詰まった家を世代を超えて残すというのも、大切な事として取り組んでいます。
施工例
弊社で建てさせて頂いた物件は、職人の手刻みによって造られた家です。
風を感じ、季節を楽しみながら、自然の力で快適に過ごせる住まいを建てています。
内覧会
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